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2022.08.19 08:20

砲丸投げ稲倉(北陵)県勢初の3位表彰台 全国中学校体育大会

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男子砲丸投げで3位に入り、喜ぶ北陵・稲倉陽斗(福島市のとうほう・みんなのスタジアム)

男子砲丸投げで3位に入り、喜ぶ北陵・稲倉陽斗(福島市のとうほう・みんなのスタジアム)

稲倉「もっと遠くへ」
 男子砲丸投げの稲倉が本県投てき界に歴史を刻んだ。14メートル超えの好記録で、同種目では男女を通じて県勢初となる全中の3位表彰台。「最高に気持ち良かった。『もっと遠くへ』と火がつきました」と、喜びを爆発させた。

 6月の全日本中学通信県大会で14メートル10の自己新。四国総体を制した13メートル98で全国ランキング6位につけるなど、上り調子で挑んだ初の全中だった。「始まる前はド緊張」だったが、平凡な13メートル14に終わった1投目で「やらかしすぎて、逆に力が抜けた」。2投目の13メートル85で4投目以降に進める権利を得ると、3投目も14メートル07に伸ばした。

 中1時点で176センチ、70キロの恵まれた体格。堀岡監督に「砲丸で全中に行こう」と誘われて競技を始めた。昨年大会では、強化チームで一緒だった1学年上の先輩が当時、県勢初の8位入賞。身近な先輩が「自分たちもできる」と勇気をくれた。

 試合のたびに各校の指導者にアドバイスを仰ぎ、筋力トレーニングもこつこつ。持ち前のスピードを生かしたパワフルな投てきは、地道な努力のたまものだ。

 ファウル2回で伸ばせなかった4投目以降を「待ち時間が長くて疲れてしまって」と反省しつつ、「全中で得た自信と課題を生かし、順位も記録も伸ばしていきたい」と、自分超えを誓った。(横田宰成)

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