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2022.08.18 08:35

元豊ノ島の井筒親方が化粧まわし寄贈 高知県宿毛市役所で2点展示

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母校の校章や、クジラが金星をくわえた化粧まわしを贈呈した井筒親方(宿毛市役所)

母校の校章や、クジラが金星をくわえた化粧まわしを贈呈した井筒親方(宿毛市役所)

 宿毛市出身で、一昨年に引退した元関脇豊ノ島の井筒親方(39)=本名梶原大樹、時津風部屋=が17日、市役所を訪れ、市と母校の宿毛高校に化粧まわしを寄贈した。2点とも市役所1階で展示される。井筒親方は「見た人が大きく夢を持つきっかけになれば」と話している。

 市に贈ったまわしは、故やなせたかしさんがデザイン。井筒親方をクジラに見立て、青い海を背景に大金星を狙う姿が描かれている。また同校には、校章があしらわれたまわしが贈られた。

 井筒親方は今年5月の断髪式後、初めて帰郷。贈呈式では化粧まわしを「宝物」と表現し、「市民の応援に後押しされてきた」と感謝を込めた。中平富宏市長は「多くの市民に見てほしい」、同校の横山隆行校長は「生徒にあきらめず努力する姿を見習ってほしい」と話した。

 井筒親方はこのほか、市を通じ市内の小中学校などに自伝17冊も贈呈。「自分のようになりたいという子どもが出てくれることがこれからの自分の夢」と話していた。(坂本出)

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