2022.08.13 08:36
高知商高生がジビエ使いソーセージ開発、食べやすさ追求 8/20安芸市での「商い甲子園」で発売
シカやイノシシ、土佐あかうしなどの肉を使った「土佐オールスター☆ソーセージ」をPRする高知商業高校の生徒(高知市大谷の同校)
同部は2018年結成。これまでにカレーパンやジャーキーなどを開発、販売し、利益は森林保護活動に寄付している。
新商品は、販売活動を通して延べ500人に聞いたアンケートがきっかけ。約4割が「ジビエへの抵抗感がある」と回答したことから、親しみやすく食べやすい新商品の開発に昨秋から取り組んでいた。
完成した「土佐オールスター☆ソーセージ」は、シカ肉やイノシシ肉に土佐あかうしと四万十ポークを加えた合いびき肉を使用。「高知の山、川、海がつながっていると伝えたい」と考え、安芸郡北川村産のユズ風味と、物部川河口でわずかに採れたアオノリ風味との2種類を用意した。
部長の池知美優さん(16)は「ジビエを食べたことがない人にぜひ味わってほしい」。4本入り1袋750円(税込み)で、安芸市で20日に開催される「全国商い甲子園」で発売し、その後は香南市の井上ワイナリーで販売する予定。(福井里実)