2022.08.10 19:20
関西の私鉄、大手全4社が増益 コロナ和らぎ回復傾向が顕著に
関西の大手私鉄4社の2022年4~6月期連結決算が10日、出そろった。新型コロナウイルス流行の影響が和らいで利用者が戻り、全社が増益となった。回復傾向は顕著だが、流行「第7波」で先行きには不透明感も漂っている。
阪急阪神ホールディングス(HD)は純利益が前年同期比約5・3倍の168億円だった。近鉄グループHDの純利益は20・8%増の112億円となった。
京阪HDは純利益が約10倍の80億円、南海電気鉄道は31億円(前年同期は6800万円)となった。いずれも鉄道の旅客数増が復調を支えた。