2022.08.10 17:07
宅配便、7年連続で最多取扱個数 21年度、巣ごもり需要一服
宅配便の取扱個数の推移
国土交通省が10日公表した2021年度の宅配便実績によると、取扱個数は前年度比2・4%増の49億5323万個だった。7年連続で過去最多を更新したが、伸び率は前回の11・9%と比べて縮小した。新型コロナ感染拡大に伴う巣ごもり需要が一服し、ネット通販利用の勢いが鈍ったとみられる。
運送事業者からの報告を基に重さ30キロ以下の荷物を集計。トラック輸送は2・0%増の48億8206万個、航空が38・1%増の7117万個だった。
トラック輸送を事業者別に見ると、シェア最大のヤマト運輸が8・5%増で、2位の佐川急便が1・6%増。3位の日本郵便は9・4%減らした。