2022.08.07 08:32
山あいに楽器や虫の音色 秋葉神社で住民企画演奏会 高知県仁淀川町
夜の幻想的な雰囲気の中で開かれたコンサート(仁淀川町の秋葉神社)
過疎高齢化が進む別枝地区を活性化しようと昨年、住民有志らが結成した秋葉まつりの里・未来会議が主催。町の地域おこし協力隊員、エルドリッヂ愛未さん(23)を通じて、関西を拠点に全国でライブ活動などを行う男女2人組「大地の種」を招いた。
社殿からの演奏は、アフリカの太鼓、ジャンベの軽快なリズムや優しいキーボードの音色、2人の伸びやかな歌声が相まってムード満点。周りの虫の音も加わったサウンドは山あいにこだまし、約50人の観客も手拍子などで盛り上げた。
未来会議のメンバーで秋葉神社宮司の中越八束さん(63)は「自然環境にマッチしたいいコンサートだった。これからも地域をどんどん盛り上げていきたい」と話していた。(楠瀬健太)