2022.08.04 18:43
「核の脅威、地球上からゼロに」 広島で原水爆禁止2大会
広島市で始まった原水協系の原水爆禁止世界大会広島大会=4日午後
原水爆禁止日本協議会(原水協)系と原水爆禁止日本国民会議(原水禁)系の原水爆禁止世界大会広島大会が4日、広島市でそれぞれ始まった。ロシアのウクライナ侵攻で核の脅威が現実となる中、参加した被爆者や市民団体メンバーは「核兵器を地球上からゼロにしなければならない」と改めて訴えた。
原水協系の大会では、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)の箕牧智之代表委員(80)が「核兵器が使われると残酷で悲惨。77年前の8月6日、広島にいたらどうなっていたか想像してみてほしい」と話した。
いずれの世界大会も本格的な対面形式は3年ぶり。長崎大会を含め9日まで続く。