2022.08.04 17:35
17河川氾濫、土砂災害11件 2人不明、避難対象54万人
大雨により堤防を越水し氾濫した梯川=4日午後、石川県小松市(金沢河川国道事務所提供)
東北や北陸では4日も大雨が降った。5県の17河川が氾濫し、4県で11件の土砂災害が起きた。住宅浸水や断水が相次ぎ、災害派遣の自衛隊が救助支援活動を開始。岩手、山形両県で計2人が行方不明になっている。総務省消防庁によると、警戒レベル5の避難情報「緊急安全確保」と避難指示の対象は4日午後時点で約54万人に上る。5日にかけて、地域により警報級の大雨が続く恐れがあり、気象庁は厳重な警戒を呼びかけた。
国土交通省によると、氾濫したのは、4日午後時点で最上川(山形)、米代川(秋田)、梯川(石川)の3河川と、青森、秋田、山形、福井の各県が管理する14河川。