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2022.08.02 05:38

フグの愛の巣、見てみて 産卵床立体化、ウェブ公開

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 アマミホシゾラフグの産卵床の立体映像(大阪大大学院基礎工学研究科提供)

 鹿児島県・奄美大島などに生息する体長約10センチの「アマミホシゾラフグ」が海底に作る巨大な産卵床を、千葉県立中央博物館の川瀬裕司主任上席研究員(魚類生態学)のチームが初めて立体映像にした。ウェブ上で公開しており「精巧さや小さなフグが作るという不思議さを、いろんな角度から見て体感して」と呼びかけている。


 産卵床は直径約2メートルの円形で、雄が複数のヒレを使い海底の砂を掘り、1週間ほどかけて作り上げる。中央には幾何学模様が描かれ、雌を呼ぶために貝殻などで装飾を施し、見事カップルが成立すると、雌は中で産卵する。

(c)KYODONEWS

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