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2022.08.02 08:35

「土佐希望の家」山崎勲さん死去 元競輪選手、障害者支援尽力 93歳

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「土佐希望の家」を創設した山崎勲さんと妻の祥子さんの功績をたたえる銅板レリーフのお披露目式に出席した山崎さん(2015年6月、南国市小籠)

「土佐希望の家」を創設した山崎勲さんと妻の祥子さんの功績をたたえる銅板レリーフのお披露目式に出席した山崎さん(2015年6月、南国市小籠)

 競輪のトップ選手として長く活躍し、獲得した賞金などを投じて南国市の重症心身障害児者施設「土佐希望の家」を創設し、現役引退後は施設を拡充するなど障害者支援に取り組んだ山崎勲さんが、4月25日に腎不全のため、高知市内の病院で死去していたことが分かった。93歳。このほど親族が明らかにした。

 山崎さんは土佐山田町(現・香美市)生まれ。22歳だった1950年11月、福岡県の門司競輪場(現在は廃止)でデビューし、レース終盤に先行選手を一気に抜き去る「まくり」のスタイルで活躍。53年11月には最高峰の日本選手権で準優勝した。86年4月の高松競輪場でのレースを最後に、57歳で引退するまで35年間で674勝を挙げた。

競輪選手時代の山崎さん(撮影年不明=長男の正一さん提供)

競輪選手時代の山崎さん(撮影年不明=長男の正一さん提供)

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