2022.07.31 23:42
非常事態宣言6カ月延長 ミャンマー国軍
【ヤンゴン共同】ミャンマー国軍は31日夜の国営放送で、クーデターに伴って発令した非常事態宣言を、来年2月1日まで6カ月延長すると発表した。引き続き司法、立法、行政の全ての権限を国軍トップのミンアウンフライン総司令官が握ることが確定的となった。
非常事態宣言は国軍がクーデターを強行した2021年2月1日に1年間の期限で発令されたが、国軍は今年1月、半年間の延長を承認した。
現行憲法は宣言の期間を原則1年とし、最長2年までの延長を認めている。その後は6カ月以内に総選挙を実施すると規定しており、国軍は23年8月1日までに総選挙を行う必要がある。