2022.07.30 16:02
米NY州、サル痘で非常事態 スペイン死者計2人に
サル痘ウイルス(米疾病対策センター提供・共同)
【ニューヨーク、パリ共同】米東部ニューヨーク州のホークル知事は29日、ウイルス感染症「サル痘」の感染が州内で拡大しているとして非常事態を宣言。ワクチン不足が深刻化する中、州当局が各自治体を迅速に支援できるようになる。一方、スペイン保健省は30日、サル痘感染による死者が計2人となったことを明らかにした。
ニューヨーク州当局によると、これまでに州内で1400人近くの感染を確認。ニューヨーク市が大半を占めているという。
米メディアによると、ニューヨーク市では6月にワクチン接種が始まった。ただ供給が需要に追いつかず、接種会場に長い列ができるなどの混乱も出ている。