2022.07.28 21:57
米GDP0・9%減、4~6月期 2期連続マイナス
米小売り大手ターゲットの店舗=6月、ニューヨーク
【ワシントン共同】米商務省が28日発表した2022年4~6月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)速報値は、年率換算で前期比0・9%減で2期連続のマイナス成長となった。連続のマイナスは新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた20年4~6月期以来、2年ぶり。
金融市場の事前予想は0・5%増だった。2四半期連続でマイナス成長となった場合、景気後退局面とみなされる。新型コロナウイルス禍からの経済回復をけん引してきた米経済の変調は、世界経済全体に悪影響を与える可能性がある。