2022.07.28 08:38
ロシア、独自建設まではISSに 担当者が参加継続意思
【ワシントン共同】ロイター通信は27日、ロシアの宇宙開発担当者が米航空宇宙局(NASA)に対し、ロシア独自の宇宙ステーションが建設できるまでは、日米などと運用する国際宇宙ステーション(ISS)への参加を続けるとの見通しを伝えたと報じた。
ロシア国営宇宙開発企業ロスコスモスのボリソフ社長は26日、プーチン大統領との会合で、現在の運用期限として国際的に合意された2024年より後にISSの枠組みを離れると表明。自前の宇宙ステーションに注力すると説明した。同社の技術者は、ロシア独自ステーションの建設開始は28年以降になるとの見方を示している。