2022.07.24 18:34
鹿児島の伝統祭り、3年ぶりに 「ソイヤ」かけ声街に響く
鹿児島市の繁華街・天文館で開催された「おぎおんさぁ」の本祭=24日
悪疫退散や商売繁盛を願う鹿児島の伝統的な夏祭り「おぎおんさぁ」の本祭が24日、鹿児島市の繁華街・天文館などで開かれた。新型コロナウイルスの影響で3年ぶりの開催。笠鉾や山車、みこしなどが連なる「ご神幸行列」が練り歩き、「ソイヤ、ソイヤ」のかけ声が街に響いた。
長さ7・5メートルある大鉾を使った演技には、沿道の観客から大きな拍手が起きた。子どもの無病息災を願い、高く抱き上げる「稚児上げ」も行われた。
感染防止策として、行列に参加したのは10基あるみこしのうち、「一番神輿」のみ。練り歩きの人数も制限した。
おぎおんさぁは京都・祇園祭の流れをくむとされる。