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2022.07.23 08:40

ここは森、それとも巨人の国?高知の夏の味覚「リュウキュウ」須崎市で収穫最盛期

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森に迷い込んだようなリュウキュウの伸びたハウス(須崎市上分乙)

森に迷い込んだようなリュウキュウの伸びたハウス(須崎市上分乙)


 まるで森のように生い茂る茎、茎―。須崎市上分乙のハウスで、高知の夏を代表する味覚、リュウキュウの収穫が最盛期を迎えている。

 小松健二さん(53)の20アールのハウスでは、昨年12月に植え付けた約8千株が3メートル近くにまで達する。温度と湿度が高くなる梅雨時によく成長するそうで、1日に十数センチ伸びる日も。午前5時から正午まで収穫し、ほぼ毎日約200キロを出荷している。

 リュウキュウの一般名称はハスイモ。JA土佐くろしおによると、栽培農家は全国的にもほとんどなく、昨年は須崎市と高岡郡津野町の9戸が県内や関東、関西に45トンを出荷している。

 「夏場の食欲がないときでも食べられ、食物繊維が豊富でダイエットにもいい。たくさん食べて夏を乗り切ってほしい」と小松さん。収穫は8月いっぱいまで続く。(富尾和方)

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