2022.07.16 15:16
「地方創生」の難題に挑む 政投銀の地下誠二社長
インタビューに応じる日本政策投資銀行の地下誠二社長
日本政策投資銀行の社長に就任した地下誠二氏(59)は16日までに行った共同通信とのインタビューで、社長として取り組む最重要課題の一つに「地方創生」を挙げた。「今までも何とかしたいと思いながらうまくいかなかった難題だ。社長になったからにはあきらめずにやる」と意気込み、特に地方の脱炭素化支援に注力する考えを示した。
ただ1社の取り組みだけでは限界があるため、政投銀は昨年、愛媛県で地元製紙会社などと地域全体で脱炭素に取り組む協議会を立ち上げた。こうした取り組みをモデルケースに、今後自治体や企業をつなぐ役割を強化し、脱炭素化に貢献していく方針だ。