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2022.07.16 10:43

サハリン2の権益維持目指す 政府方針、商社と調整

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 サハリン2で液化天然ガスを積み込むLNGタンカー=2021年10月、ロシア・サハリン州(AP=共同)

 政府がロシア極東の石油・天然ガス開発事業「サハリン2」の権益維持を目指す方針を固めたことが16日、分かった。事業に出資する国内の商社と調整を進めている。ロシアのプーチン大統領は事業を新会社に移行し、支配下に置く大統領令に署名している。出資継続の可否はロシア側の判断に委ねられる面もあり、権益を維持できるかどうかは不透明だ。


 サハリン2の現在の運営会社には、三井物産が12・5%、三菱商事が10%を出資。長期契約により比較的安価に調達できているが、仮に供給が途絶えれば、代替先を見つける必要がある。安定調達の懸念に加え、電気やガス料金の高騰につながる恐れがある。

(c)KYODONEWS

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