2022.07.15 17:22
囲碁、仲邑が初優勝にあと1勝 扇興杯、藤沢を破る
囲碁の第7回扇興杯女流最強戦の本戦準決勝で藤沢里菜扇興杯を破り、対局を振り返る仲邑菫二段=15日午後、滋賀県東近江市
囲碁の中学生棋士、仲邑菫二段(13)は15日、滋賀県東近江市で打たれた第7回扇興杯女流最強戦の本戦準決勝で藤沢里菜扇興杯(23)を破り、初の棋戦優勝にあと1勝とした。17日に同所で行われる決勝に勝てば、史上最年少の13歳4カ月でタイトルを獲得する。
現在の最年少タイトルは2014年、藤沢扇興杯が会津中央病院杯を制した15歳9カ月。仲邑二段がタイトルを争う決勝に進むのは、4月、藤沢扇興杯が保持する女流名人に挑戦した3番勝負以来2度目。
女性第一人者の藤沢扇興杯には女流名人戦第1局、第2局を含め、これまで3連敗していたが、4度目の対戦で初白星を挙げた。