2022.07.15 17:20
将棋、里見が8月18日に第1局 女性初、棋士編入試験
里見香奈女流四冠
日本将棋連盟は15日、里見香奈女流四冠(30)が女性で初めて受験するプロ棋士編入試験5番勝負の第1局を8月18日に実施すると発表した。試験は新人棋士5人と対戦し、3勝すれば合格。女性初の棋士を目指す里見四冠は初戦で、徳田拳士四段(24)と対戦する。
将棋のプロは棋士と女流棋士がいて制度が異なり、棋士になるには養成機関の奨励会を卒業するか、編入試験合格が条件。現行制度の受験者は今泉健司五段(49)、折田翔吾四段(32)に続いて3人目で、過去2人はいずれも合格している。
里見四冠は、公式戦の直近の成績を10勝4敗とし、棋士編入試験を受ける資格を得た。