2022.07.16 08:35
スタンプで牧野植物園巡り 博士ゆかりの植物愛らしく ７／１６から８月末まで
牧野植物園で開催されるスタンプラリー（高知市五台山）
高知県立牧野植物園（高知市五台山）で「牧野富太郎生誕１６０年記念スタンプラリー」が１６日に始まる。スタンプは１０種類で、書斎で研究に没頭する牧野博士や、ゆかりの深い植物を精緻に愛らしくデザイン。スタンプを探して巡ると、牧野博士の人物像や功績が学べるようになっている。
同園のスタンプラリーは年に１度の人気企画で、毎回８千～１万冊の台紙が配布される。今回が６回目で、花や葉の判を押して、各ページに描かれた絵を完成させる。
牧野富太郎博士が愛したバイカオウレンや、五台山などで採集した標本を基に新種として発表したビロードムラサキなど５種類の植物は、同園職員が監修し形を忠実に再現しているほか、期間限定スタンプも。同園担当者は「ラリーを楽しみながら展示を見て、新しい発見をしてほしい」と話している。
台紙は本館インフォメーションなどで無料配布。集めたスタンプの種類によりエコバッグ（先着３千人）やクロッキー帳、缶バッジがもらえる。８月３１日まで。（森田千尋）
