2022.07.13 22:12
米、6月物価9・1%上昇 40年7カ月ぶりの伸び
米消費者物価指数の動き
【ワシントン共同】米労働省が13日発表した6月の消費者物価指数は前年同月に比べて9・1%上昇し、伸びが前月から拡大した。上昇率は、第2次石油危機後のインフレが長期化していた1981年11月以来、40年7カ月ぶりの大きさだった。市場の事前予想(8・8%程度)を上回った。
米連邦準備制度理事会(FRB)が物価上昇を抑制するため金融引き締めが加速するとの見方が強まり、13日のニューヨーク外国為替市場でドル高が進行した。円相場は対ドルで下落が進み、一時1ドル=137円80銭台を付け、1998年9月以来、約24年ぶりに円安ドル高水準を更新した。