2022.07.12 20:29
携帯の出張販売、適正化を 総務省会議が提言
総務省の有識者会議は12日、携帯電話販売の改善に向けた提言の内容をまとめた。新規契約獲得のためショッピングセンターなどで行われる「出張販売」は、店舗と比べて消費者保護のルールに反する営業になりやすいと指摘。携帯の大手事業者に対し「販売代理店が丁寧に営業できるよう適切な支援を行うべきだ」と訴えた。
提言では、出張販売は「不意打ち的な販売になりやすい面がある」と説明。イベント会社から派遣された応援のスタッフらが不適切な営業を行う事例があるとした。
携帯大手が代理店を評価する指標について、新規契約の獲得だけでなく、利用者の満足度も重視するなどの見直しも求めた。