2022.07.06 18:02
G20外相、侵攻巡り応酬へ 米ロ接触に注目、バリ島
ブリンケン米国務長官、ロシアのラブロフ外相、中国の王毅国務委員兼外相(左から、いずれもロイター=共同)
【ヌサドゥア共同】20カ国・地域(G20)の外相会合が7~8日、インドネシア・バリ島で開かれる。ロシアのラブロフ外相が出席予定で、ウクライナ侵攻を非難してきた米欧との応酬が予想される。米国務省当局者は米ロ個別会談の予定はないとしているが、ブリンケン米国務長官がラブロフ氏と対面接触すれば侵攻後初となり、動向が注目されている。
会合に合わせ、中国の王毅国務委員兼外相とブリンケン氏がウクライナ侵攻後初めて対面会談。日米韓も北朝鮮問題などを協議するため3カ国外相会談を行う方向で調整している。
7日は夕食会で、実質討議は8日に行われる。