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2022.07.07 08:31

元五輪水泳選手の萩原智子さんら授業 水と森の大切さ伝える 高知県須崎市の安和小

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水や水泳の授業をした萩原智子さん=中央(須崎市の安和小)

水や水泳の授業をした萩原智子さん=中央(須崎市の安和小)

 シドニー五輪女子200メートル背泳ぎ4位の萩原智子さん(42)=東京都=と一般社団法人「森と未来」代表理事の小野なぎささん(38)=同=による水をテーマにした授業がこのほど、須崎市安和の安和小学校で行われた。

 2人は「水(みず)ケーション」と称して水と森の大切さを伝える授業を2015年から全国で展開。須崎市での授業は安和小が7校目で、4日は4~6年生16人が参加した。

 水泳選手として世界を転戦した萩原さんは、塩素が強すぎたり緑色に濁っていたりした各国のプール事情をスライドで紹介。「水をたくさん使う水泳をしてきて、日本が水にすごく恵まれていると実感した。この大切さを伝えなければと思った」と授業のきっかけを説明した。小野さんは水を育む森林の役割について、地元で切り出したヒノキの丸太を使って解説した。

 座学の後はプールで萩原さんが水泳を指導し、児童たちとふれあった。6年の中城新太君(11)は「萩原さんの泳ぎはスピードがあってすごかった。生活に欠かせない水や森林を大切にしていきたい」と話していた。(富尾和方)

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