2022.06.29 08:31
高知県漁協3年ぶり黒字 カツオ豊漁や人件費削減 21年度決算
高知県漁協(澳本健也組合長)は28日、書面で総代会を開き、2021年度決算が3614万円の黒字だったと報告し承認された。人件費削減やカツオ一本釣りの豊漁で、2年続いた赤字を脱し、懸念されていた融資停止の危機は回避された。
21年度の水揚げ高は60億8600万円で、過去最低水準だった前年から7億1900万円回復した。「サンゴ漁」と、カツオ一本釣りなどの「釣り・はえ縄」は前年から計8億6千万円増えて全体を押し上げ、販売手数料収入は12・2%増の3億8100万円となった。
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