2022.06.28 11:53
東証、午前終値2万6830円 一進一退、輸出改善に期待
東京証券取引所=東京・日本橋兜町
28日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は前日終値を挟んで一進一退の展開となった。金融引き締め加速に伴う米国の景気後退懸念は根強いものの、外国為替市場の円安進行により、輸出関連企業の業績が改善することへの期待感から買い注文が入った。一時13日以来、約2週間ぶりに節目の2万7000円台を回復した。
午前終値は前日終値比40円58銭安の2万6830円69銭。東証株価指数(TOPIX)は3・33ポイント高の1890・75。
市場関係者は「為替の円安もあり、底堅さを感じる」と話した。