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2022.06.20 17:26

北方領土コンブ漁、国が指導 「操業ルールの徹底お願い」

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 北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でのコンブ漁を前に、漁師らが参加して開かれた会合=20日午後、北海道根室市

 北方領土・歯舞群島の貝殻島周辺でロシア側に入漁料を払って行うコンブ漁の開始を前に、水産庁や北海道は20日、根室市で、操業時の注意事項を漁師たちに指導した。ロシアのウクライナ侵攻に伴い「特異な情勢下で、例年以上に操業ルールの徹底をお願いしたい」と呼びかけた。天候が良ければ21日から漁が始まる。


 指導には約200人が参加。歯舞漁協の小倉啓一組合長は「歴史ある漁を継続できる。事故や違反のない操業を目指したい」とあいさつした。貝殻島周辺はコンブの好漁場で、戦後旧ソ連側に拿捕される例が続いたため、安全に操業できるよう1963年から協定を結んでいる。

(c)KYODONEWS

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