2022.06.18 17:41
「民主主義の危機、今も」 ウォーターゲート事件50年
【ワシントン共同】ニクソン米大統領を辞任に追い込んだウォーターゲート事件の発端から50年となった17日、当時ワシントン・ポスト紙でスクープ記事を書いた記者2人が同紙主催のイベントに参加した。カール・バーンスタイン氏は、トランプ前大統領の支持者らによる昨年1月の議会襲撃に触れながら民主主義の危機を指摘し「今も同様の状況にある」と語った。
ボブ・ウッドワード氏は、議会襲撃が大統領選の当選者承認手続きの日を狙ったことを踏まえ「悪魔的に天才であるトランプ氏とその仲間は(民主主義)制度の弱点を見つけた」と指摘。「政府の正当な機能を覆すことは犯罪だ」と語った。