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高知新聞PLUSの活用法

2022.06.07 08:35

高知県の高校野球、ネットで回顧 当時の紙面など「note」で有料配信 高知・伊野商・明徳を紹介 

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noteの高知新聞社ページ。左が一本一本の記事。右はそれらをまとめたマガジン

noteの高知新聞社ページ。左が一本一本の記事。右はそれらをまとめたマガジン

 高知新聞社は現在、社の財産である「紙面」を生かした特集記事の有料配信に取り組んでいます。ジャンルは「高校野球」。本県の高校野球史を彩った学校や選手を、当時の紙面を使って熱く振り返ります。デジタルの世界で、紙の新聞のテイストを楽しんでもらう試みです。記事のラインアップや購入方法などを紹介します。

 1904年の創刊以来、本紙は4万2千号近くを発行してきました。その中には、高校野球の名勝負を扱った紙面も多数。これらをデジタルでお届けするのが、新企画「紙面で振り返る『高知の高校野球』」です。

1975年センバツを制した高知高校の記事画像

1975年センバツを制した高知高校の記事画像

 紙面の強みは、臨場感たっぷりの記事と、その要素が一目で分かる見出し、一瞬を切り取った写真、大胆なレイアウトのコンビネーション。こうした画像を、当時を振り返った書き下ろしの文章に挟み込むことで、紙面の魅力にあらためて光を当てます。

 表現の場を広げようと、新企画はメディアプラットフォーム「note」に掲載しました。noteにはさまざまなクリエーターの文章や動画などが投稿され、閲覧者は好きな作品を読んだり、買ったりできます(購入の流れはメモ参照)。高知新聞社はここに昨年10月から、同年の新聞協会賞と菊池寛賞を受賞した、シラスウナギを巡る連載「白いダイヤ」を掲載。興味を持った方々が購入しています。

 これに続く「紙面で振り返る―」第1弾は「高知高校」で、今春の選抜高校野球大会出場に合わせて3月にリリース。同校の75年センバツ優勝を上・中・下の記事で紹介しました。64年夏は、有藤通世選手ら主力が相次いで負傷離脱しながら県勢として甲子園初V。こちらは、初戦から決勝までを三つの記事にしました。

 今月からは「伊野商業高校」「明徳義塾高校」も掲載。伊野商はエース、渡辺智男投手がPL学園高校(大阪)の主砲、清原和博選手から3三振を奪うなど、豪腕を発揮して優勝した85年センバツを特集。明徳は星稜高校(石川)の強打者、松井秀喜選手を徹底敬遠して勝った92年夏の甲子園2回戦をクローズアップしました。

 高知商業、土佐、中村、室戸など、活躍を振り返りたい高校は、まだあります。紙面の画像を見ながら記事を読めば、当時の熱気や記憶が呼び起こされるかも…。この機会にぜひお楽しみください。


「高知の高校野球」購入方法
 (1)noteの高知新聞社ページを開く。
 (2)購入したい作品を選ぶ(記事は1本100円から。上・中・下の場合は、マガジン購入でまとめ読みがお得)。
 (3)記事は冒頭以外が有料ゾーン。購入することで全文が読める。
 (4)支払いはクレジットカード決済、携帯キャリア決済(携帯電話料金とまとめての支払い)、PayPay(ペイペイ)決済が利用可。
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