2022.06.06 12:17
原油が13年11カ月ぶり高値 東商取、一時8万6千円
週明け6日午前の東京商品取引所で、中東産原油の先物指標価格が一時1キロリットル当たり8万6千円に上昇し、2008年7月以来約13年11カ月ぶりの高値となった。
前週末発表の5月の米雇用統計で非農業部門就業者数が市場予想よりも増えたことから、米景気の持続的拡大に伴って世界的にエネルギー需要が堅調に推移すると予想された。石油輸出国機構(OPEC)やロシアなど産油国による原油増産計画が実現困難との見方も先物高の一因だった。