タチアオイすらり、真夏日に鮮やかな〝回廊〟高知市の江ノ口川沿い

2022.06.03 08:32

タチアオイすらり、真夏日に鮮やかな〝回廊〟高知市の江ノ口川沿い

高知新聞社

色鮮やかなタチアオイの花が風に揺れた（高知市桜井町）

　連日、太陽がぎらぎらと照りつける日が続く高知県地方。２日も県内各地で青空が広がり、夏のような陽気に包まれた。気温もぐんぐん上昇し、四万十市の江川崎では最高気温が３０・３度の真夏日に。高知市でも２７・１度の夏日となった。

　同市桜井町の江ノ口川沿いの歩道には、すらりと天に向かって伸びるタチアオイの群生。白やピンクの花の回廊が長さ１５０メートルにわたって続いている。

　タチアオイは地元の男性（８１）が５、６年前から歩道両脇の花壇に植え始めた。「荒れていた花壇に毎年少しずつ増やしていったら、あんなんなった」と笑う。今年は３５００本のタチアオイが風に揺れている。

　鮮やかな日傘のような花がにぎやかにゆーらゆら。多くの人が散歩に、写真撮影にと訪れており、遠くは宿毛市から観賞に来た人も。タチアオイは６月中旬までは楽しめそうという。（佐藤邦昭）

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タチアオイすらり、真夏日に鮮やかな〝回廊〟高知市の江ノ口川沿い

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