2022.06.01 16:43
湖畔の美術館リニューアル、島根 北斎作品の展示室も新設
宍道湖畔にある松江市の島根県立美術館
松江市の島根県立美術館が1年間の大規模改修を終え、1日にリニューアルオープンした。浮世絵師葛飾北斎の版画作品を常時鑑賞できる「北斎展示室」や、水を画題にした作品を置く「水辺の展示室」を新設。宍道湖畔にある美術館としての魅力向上を図った。
北斎展示室では、「富嶽三十六景」など所蔵する約1600点の北斎コレクションの中から30点ほどを月替わりで展示する。展望テラスなどに設置されたQRコードをスマートフォンで読み込むと、北斎作品と一緒に写真を撮ることができる。
水辺の展示室にはクロード・モネの「アヴァルの門」や岡鹿之助の「古港」など約10点を並べた。