2022.06.01 00:48
製鉄所で152遺体発見 ロシア、爆発物も
ロシア国防省は31日、ロシアが制圧したウクライナ南東部マリウポリのアゾフスターリ製鉄所の地下施設内で、ウクライナ側部隊の遺体152体が冷蔵施設に入れられているのを発見したと発表した。
冷却装置は働いておらず、爆発物が仕掛けられていたという。同省報道官は、製鉄所から投降したウクライナ側を尋問した結果、爆発物はゼレンスキー政権の指示で仕掛けられたことが分かったとし「遺体を損壊しロシア軍に罪を着せようとする挑発行為」と指摘。遺体は近くウクライナ側に引き渡すと述べた。
同製鉄所ではウクライナ内務省系の軍事組織「アゾフ連隊」などが抵抗を続けていた。(共同)