2022.05.31 15:36
4月の国内宿泊、50%増 コロナ対策全面解除で
4月29日、ゴールデンウイークを迎え、旅行客らで混雑するJR新大阪駅の新幹線ホーム
観光庁が31日公表した4月の宿泊旅行統計(1次速報)によると、国内のホテル・旅館に泊まった人は前年同月比50・6%プラスの3380万人だった。前年を上回るのは5カ月連続。新型コロナウイルス対策のまん延防止等重点措置が3月下旬に全面解除され、客足が回復。3年ぶりに行動制限がなかった4月下旬からの大型連休中の旅行も寄与したとみられる。
コロナ禍前の2019年同月比は33・4%減だった。
宿泊者数の内訳は、日本人が3329万人で前年比49・8%増、外国人は51万人で126・1%増だった。客室稼働率は43・2%で、前年比11・5ポイント上昇した。