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2022.05.30 19:17

完全な太鼓の埴輪が出土、全国初 奈良、古代から形変わらず

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 宮古平塚古墳から出土した太鼓形埴輪=30日、奈良県田原本町

 奈良県田原本町の宮古平塚古墳(6世紀前半)から完全な形の太鼓形埴輪が出土し、同町が30日発表した。町によると、太鼓単体を表現した埴輪はこれまでに3例確認されているが、完全な形が残っているのは全国初で最古級。町文化財保存課の渡瀬加奈子技師は「現代と変わらない当時の太鼓の形が分かる貴重な史料だ」と話した。


 見つかった埴輪は横置きで長さが28センチ、直径17・5センチの太鼓面が両面にあり、革を留めるびょう(直径1・5~2センチ)や、革の端を表現した線もあった。


 太鼓形埴輪は31日~8月31日、唐古・鍵考古学ミュージアム(田原本町)で無料展示する。

(c)KYODONEWS

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