グリーンＬＰガス事業化へ　高知県などが設立総会　「地方と親和性高い」

2022.05.28 08:35

グリーンＬＰガス事業化へ　高知県などが設立総会　「地方と親和性高い」

高知新聞社

グリーンＬＰガスの可能性について講演する早稲田大学の関根泰教授（高知市布師田の高知ぢばさんセンター）

　木や海藻からつくる「グリーンＬＰガス」の事業化を目指す県のプロジェクト推進会議が２７日、設立された。県と高知大学、林業やエネルギー関係の事業者ら４８団体が参加。原料確保や供給方法について検討を進め、２０２３年度に基本構想をまとめる。

　県環境計画推進課によると、県内の約８割の家庭が化石由来のＬＰガスを使用。グリーンＬＰガスは間伐の残材や竹、海藻を熱して砕き、化学反応でガスを発生させる。

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