2022.05.14 08:36
土佐のおきゃく、久々に街で 各種イベント開催 高知市の中央公園など
鏡開きをする関係者ら(高知市の中央公園=反田浩昭撮影)
「おきゃく」は土佐の食や酒を楽しむイベント。2006年に始まったが、新型コロナ下で20年は中止、昨年はオンライン開催に。今年は3~7月の分散開催で、約20のイベントを展開している。
中央公園では感染対策として席数を例年の半分(250席)に。最大2時間半の時間制限を設けている。
夕方のオープニングセレモニーでは、浜田省司知事らが「土佐のおきゃくが始まるぜよ!」と鏡開き。アユの塩焼きや四万十牛の串焼きなどの屋台が並び、ステージではよさこい鳴子踊りや音楽ライブが披露された。
高知市の清水紀明さん(49)は、仕事の配達終わりに友人2人と一杯。ビールをぐびっと飲み干し「至福のひとときや~」。徳島県出身という男性(36)は「ネットでおきゃくの動画を見て楽しみにしてたけど、雨で人が少なく残念。来年こそはわいわい酔いしれたい」と、同僚と静かに乾杯した。
同公園のおきゃくイベントは15日まで。近隣の商店街などでも開催される。(浜田悠伽)