2022.05.10 17:08
重信受刑者「活動考えてない」 出所後の生活、指導担当者に話す
重信房子受刑者に服役中の「特別改善指導」を行った片山徒有さん
1970年代、空港での銃乱射など数々の国際テロを起こしたとされる「日本赤軍」で最高幹部を務め、近く刑期満了を迎える重信房子受刑者(76)に、服役中の「特別改善指導」を行った片山徒有さん(65)が10日までに取材に応じ、重信受刑者が出所後について「市民活動は考えていない。平和に穏やかに暮らしたい」と話していたと明らかにした。
重信受刑者はオランダのフランス大使館が武装占拠された74年のハーグ事件に関与した疑いで国内潜伏中の2000年に逮捕された。逮捕監禁や殺人未遂などの罪に問われ、事件に関し無罪を主張したが懲役20年の判決が確定した。