2022.05.07 16:01
障害者の情報バリアフリー化へ 支援新法、字幕や手話充実に期待
障害者が日常生活や災害時に必要な情報を健常者と同じように得られるよう支援し、格差の解消を目指す法案が今国会で成立する見通しとなった。障害者の情報取得については、災害ニュースに字幕や手話通訳が付かない場合があるなど、課題が指摘されていた。法案は法制や財政面で必要な措置を講じるよう政府に義務付けており、情報分野のバリアフリー化が進むことが期待される。
「障害者情報アクセシビリティ・コミュニケーション施策推進法案」という名称で、超党派の議員が当事者の声を踏まえて作成した。衆院より先に参院に提出され、4月に参院を全会一致で通過した。