2022.05.07 10:38
重信受刑者が700首に思い 刑期満了の月末に歌集刊行
重信房子受刑者が刊行する歌集「暁の星」の校正刷り
1970年代に中東など海外で「武装闘争」を繰り返した「日本赤軍」の元最高幹部重信房子受刑者(76)=懲役20年の刑で服役中=が、今月28日に予定される刑期満了に合わせ、近年発表した短歌など700首以上を収めた歌集を刊行することが7日分かった。
2000年の逮捕後に作歌を始めた重信受刑者は、05年に初の歌集「ジャスミンを銃口に」を刊行。今回の第2歌集は「暁の星」と題し、かつて死傷者を出してまで目指した「革命」や同志への思い、病や老いと向き合う心境を歌にしている。
歌集は30日に皓星社から刊行される。