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2022.05.07 08:26

大勢に魅力伝えたい 須崎市出身・岡崎孝哉さん(30)ブラジリアン柔術家―遠境近況

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 18歳で出合った瞬間、恋に落ちました。ブラジリアン柔術は寝技が主体の格闘技。1対1で関節や絞め技を駆使して戦い、相手が「参った」と言うまで続きます。

 もともと総合格闘技が好き。高校でレスリングに励み、卒業前に柔術の道場に通いだしました。留学先のカナダやアメリカでも続け、全日本選手権で2位に入ったこともあります。

 でも、プロとして試合だけで生計を立てるのは難しい。2015年から、都内の道場でインストラクターを務めてきました。体幹を使った全身運動なので、筋トレやダイエットとしても効果的です。

 柔術は「体を使ったチェス」と言われるぐらい頭を使う。きちっとした形もあるけど、自由度が高くて、相手をいなして一本を取ることも。体が大きい人が強いわけじゃない。脳からも汗が出ますよ。

 4月、六本木にプライベートレッスンの教室を開きました。1回1時間、月4回で6万円。今のコロナ禍も、僕からすればチャンス。基本1対1なので、大勢を教えるより需要はあると思ってます。

 マイナー競技だから、多くの人に魅力を伝えたい。5、6年後には高知に戻って、強い選手を育てるのが目標です。(聞き手=浜崎達朗)

 岡崎孝哉(おかざき・こうや) 須崎小、須崎中、高知商業高卒。道場でインストラクターを務めた後、今年4月に都内で教室を開設。東京都港区在住。

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