2022.04.27 11:06
米への輸出支援枠組み発足 農林水産物の販路開拓
農林水産省は27日、農林水産物・食品の輸出拡大を支援する枠組み「輸出支援プラットフォーム」を、米国のロサンゼルスとニューヨークで初めて立ち上げたと発表した。日本貿易振興機構(ジェトロ)や在外公館が一体となり、日本酒や牛肉など輸出重点品目の販路開拓を支援する。2030年の年間輸出額を5兆円とする政府目標の達成につなげたい考え。
ロサンゼルスでは米国時間26日にプラットフォームの発足式を開催。ジェトロや日本食レストランの現地団体などが覚書を交わした。農水省などはプラットフォームを通じ、日本食の普及に取り組むほか、現地の事情を報告書にまとめる。