2022.04.23 15:11
善光寺で「中日庭儀大法要」 長野、御開帳の主要行事
参拝者が見守る中、営まれた浄土宗の中日庭儀大法要=23日午前、長野市の善光寺(代表撮影)
本尊の分身仏「前立本尊」の御開帳が開催されている長野市の善光寺で23日、期間中最大行事の一つで、前立本尊をたたえる「中日庭儀大法要」が営まれた。
まぶしい日差しが降り注ぐ中、善光寺を運営する寺の一つ、善光寺大本願(浄土宗)の鷹司誓玉上人が朱傘に入った僧侶らと、イベントのシンボル「回向柱」の前でお経を唱えた。
その後、本堂回廊からハスの花びらをかたどった5色の紙「散華」をまいた。御開帳は数えで7年に1度の開催で、当初は昨年営まれる予定だったが、コロナ禍の影響で1年延期していた。
御開帳は6月29日まで。天台宗による中日庭儀大法要は5月7日に実施する。