2022.04.22 09:24
ルペン氏「尊敬される大統領に」 極右、決選投票へ最後の集会
21日、フランス北部アラスで開かれた集会で、演説するルペン氏(共同)
【アラス共同】フランス大統領選の24日の決選投票で中道の現職マクロン大統領と争う極右政党、国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン氏は21日、北部アラスで最後の集会を開いた。マクロン氏の「傲慢さ」を批判し「私は国民に尊敬される大統領になる」と訴えると、支持者らは旗を振りながら歓声を上げてエールを送った。
アラスのある北部はRNが地盤としている。フランスメディアによると、集会には3千人以上が参加。ルペン氏が会場に姿を現すと、支持者らは立ち上がって「マリーヌ大統領」と連呼した。
ルペン氏は、マクロン氏の政策に不満を募らせる国民に「立ち上がる」ように呼びかけた。