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2022.04.20 05:20

南方熊楠の未発表書簡 牧野博士との交流記述

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 南方熊楠記念館が入手した南方熊楠の書簡

 博物学者南方熊楠(1867~1941年)が知人の植物・魚類研究者宇井縫蔵に宛てた書簡6点を、南方熊楠記念館(和歌山県白浜町)が20日までに入手した。全集未収録の初出資料で、東京の古書店から購入した。宇井は「日本の植物分類学の父」と呼ばれる牧野富太郎と熊楠をつないだ人物とされる。書簡には牧野の名前の記述もあり、同館は「3人の関係性を研究する上で重要な資料」としている。


 うち1点は熊楠が62歳時のもので、宇井の著作「紀州植物誌」の感想や、内容の誤りを指摘する文章を約1・5メートルの巻紙に延々とつづっている。

(c)KYODONEWS

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