2022.04.19 18:33
救急搬送困難、1週間2923件 2月以来の増加
総務省消防庁は19日、救急車の到着後も搬送先がすぐに決まらない「救急搬送困難事案」が、11~17日の1週間に全国52の消防で計2923件あったと発表した。7週連続で減少していたが、前週から20件増え、2月14~20日以来の増加となった。
呼吸困難など新型コロナウイルス感染が疑われるのは5%増の754件だった。新規感染者数の下げ止まり傾向が背景にあるとみられる。
地域別では、最多の東京消防庁が1497件で前週より3%減。うちコロナ疑いは327件で5%増だった。次いで大阪市消防局が2%減の306件、コロナ疑いが47%増の97件。