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2022.04.16 08:35

高松市の「四国村」リニューアルオープン 高知県の建築物など保存、音声ガイドも

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「四国村ミウゼアム」入り口に新設されたエントランス棟(高松市屋島中町)

「四国村ミウゼアム」入り口に新設されたエントランス棟(高松市屋島中町)

 四国各地から移築した古民家などを復元・展示する高松市の屋外博物館「四国村ミウゼアム」が16日、リニューアルオープンする。エントランス棟を新設し、展示方法を拡充。同館は「ゆっくり散策を楽しみながら昔の暮らしに思いを巡らせてほしい」とPRしている。

 1976年に開館。約5万平方メートルの敷地に、小豆島の農村歌舞伎舞台などの伝統的な建築物33棟と、民具約1万点が集められている。高知市の水切り瓦の土蔵や高岡郡梼原町のコウゾ蒸し小屋、凶作などに備え穀物を備蓄する土佐清水市三崎の義倉(ぎそう)など、高知県の建築物も保存されている。

 新設したエントランス棟にはチケット売り場やミュージアムショップが入る。展示物の理解を深められるよう古民家での暮らしを紹介する映像上映や、スマートフォンを使った音声ガイドも新たに導入した。隣接し、同館が運営するうどん店「わら家」も全面改装した。

 敷地内にある安藤忠雄設計の「四国村ギャラリー」では、ピカソの絵画などを展示。16日~7月31日にはルノワールら印象派画家の企画展が開催される。問い合わせは同館(087・843・3111)へ。(久保俊典)

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