2022.04.15 17:08
米地裁、IS戦闘員に有罪 シリアで後藤健二さんら殺害関与
「イスラム国」の戦闘員シャフィ・シェイク被告=2020年10月、米バージニア州(アレクサンドリア保安官事務所提供、AP=共同)
【ワシントン共同】米南部バージニア州の連邦地裁の陪審は14日、シリアでジャーナリスト後藤健二さんや湯川遥菜さんらの殺害に関与したなどとして起訴された過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員シャフィ・シェイク被告(33)に対し、有罪評決を出した。量刑は8月12日に言い渡され、最高で終身刑となる。米司法省が発表した。
シェイク被告は英国育ち。日本人2人に対する誘拐や殺害のほう助のほか、米国人4人に対する共謀殺人など計八つの罪で2020年に起訴されており、全て有罪となった。
司法省によると、シェイク被告は12~15年、シリアで26人の誘拐の共謀に関与した。