2022.04.15 11:02
CIA、ロシアの核使用警告 「可能性を軽視できず」
【ワシントン共同】米中央情報局(CIA)のバーンズ長官は14日、ウクライナに侵攻したロシアのプーチン大統領が核部隊の戦闘警戒態勢を命じたことに関連し、戦術核を使用する可能性を「軽視できない」との見方を示した。南部ジョージア州の大学で講演した内容をCNNテレビが伝えた。
バーンズ氏は「プーチン氏やロシアの指導層が自暴自棄になる可能性や、ロシアが直面する軍事的なつまずきを考慮すれば、戦術核や小型核を使うことによってもたらされる脅威を軽視することはできない」と述べた。
現時点で兆候は確認していないと強調する一方で、核使用の動きを注視していると明らかにした。